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苦手をなくして得意を伸ばそうとはよく言われるが、実際どちらの方が大切なのだろうか

「苦手をなくして得意を伸ばそう」

この言葉は学生の頃に誰もが一度は言われたことがある言葉だと思う。

塾ではこの言葉を高らかに掲げているところもあると思う。

もちろんこの言葉が嫌いとか悪いといったことを言いたいのではない。

私は一つ問いたいのだ

           「どちらのほうが大切なのか」

                           と。

ほとんどの場合は「どっちもやろう」という意味で使われているだろう。

確かに、苦手をなくすことと得意を伸ばすことのどちらも大事である。

しかし、どちらもするには時間が足りないなどでできないときにはどちらを優先させるべきか選ばなければならない。

そこでこの問に答えがあれば選択もしやすくなるのではないかと考えた。

苦手をなくすと欠点が減り、得意を伸ばすと武器が増えるといったようにそれぞれ違った利点があるため一概には比べられないが、私は得意を伸ばすべきだと考える。スポーツ選手や技術者といったようにある一点に長けている人はそれを武器に周りと差別化ができ、個性が生まれるからだ。

確かに、苦手をなくせば欠点が減り、より完璧に近づくかもしれない。しかし、得意を伸ばした人よりも個性が弱くなってしまううえに、完璧に近づくほど周りの人たちは近づきにくくなるため、友人も作りにくくなってしまう。

これらのことから、苦手があることも一つの個性として受け入れ、得意を伸ばすことが大切であると考える。