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苦手をなくして得意を伸ばそうとはよく言われるが、実際どちらの方が大切なのだろうか

「苦手をなくして得意を伸ばそう」

この言葉は学生の頃に誰もが一度は言われたことがある言葉だと思う。

塾ではこの言葉を高らかに掲げているところもあると思う。

もちろんこの言葉が嫌いとか悪いといったことを言いたいのではない。

私は一つ問いたいのだ

           「どちらのほうが大切なのか」

                           と。

ほとんどの場合は「どっちもやろう」という意味で使われているだろう。

確かに、苦手をなくすことと得意を伸ばすことのどちらも大事である。

しかし、どちらもするには時間が足りないなどでできないときにはどちらを優先させるべきか選ばなければならない。

そこでこの問に答えがあれば選択もしやすくなるのではないかと考えた。

苦手をなくすと欠点が減り、得意を伸ばすと武器が増えるといったようにそれぞれ違った利点があるため一概には比べられないが、私は得意を伸ばすべきだと考える。スポーツ選手や技術者といったようにある一点に長けている人はそれを武器に周りと差別化ができ、個性が生まれるからだ。

確かに、苦手をなくせば欠点が減り、より完璧に近づくかもしれない。しかし、得意を伸ばした人よりも個性が弱くなってしまううえに、完璧に近づくほど周りの人たちは近づきにくくなるため、友人も作りにくくなってしまう。

これらのことから、苦手があることも一つの個性として受け入れ、得意を伸ばすことが大切であると考える。

文系科目の方が得意な理系

多くの人が高校生になり、進路について考える時に文理選択についても悩むと思う。

私は理系の情報工学系に進みたいと考えていたが、国語や社会の方が得意であったため、教師には模試を受けるたびに文系の道を勧められていた。たしかに、文転した方がより偏差値の高い大学を目指せたため、悩んでいた時期があった。

そこで、私はオープンキャンパスに行くことにした。文系理系どちらのキャンパスも見て、質問コーナーなども利用させてもらったが、やはり理系で情報工学系に進みたいという希望は変わらなかった。

その頃に難病が発覚し、入院や手術を行うこととなった。難病のために運動に制限がつき、高校生活の楽しみの一つであった部活も辞めなければいけなくなり、食事にも制限がついたりとかなり辛い日々を送っていた。

そこで私はやはり情報工学の道に進みたいと強く思った。たしかに、文系になればより偏差値の高い大学を目指せるというのはなかなかに魅力的だが、それよりも情報工学の道に進み、物を開発することで少しでも世の中で苦労している人の負担を減らしたいと考えたからだ。

大学受験の結果はやはり振るわない物となってしまったが、私はこの道を選んだことを後悔していない。

私以外にも、将来は理系の道に進みたいと考えているが、文系科目の方が得意なので迷ってる人がいると思う。その人はまず、自分がその道に進んで何をやりたいのかをはっきりさせることが大切である。理由もなく理系がいいからと選択をすると、モチベーションが続かず途中で挫折してしまうからだ。二つ目は、目標を持って取り組むことだ。目標を持つことでそれに向けて努力することができ、将来のために今自分が何をするべきなのかが見えてくるからだ。

進路選択も文理選択もどちらも人生にとって大きな岐路である。最後は周りに流されず、自分の意思で後悔のないように選んで欲しい。

読書の大切さ

誰もが一度は言われたであろう

「本を読め」

小学校の頃には朝の読書タイムなど、本を読まされる機会があった人も多いと思う。それでは、いったい本を読むとどのような力が身につくのだろうか。

本を読む理由として、語彙力や理解力といった国語の力が身につくからだと教えられた人が多いと思う。

たしかに、本を読むことでそれらの能力が鍛えられ、結果的に国語力の向上に繋がるかもしれない。

しかし、私は本を読む事で一番鍛えられる力は国語力ではないと考える。

それでは、読書によって1番鍛えられる力とはいったいなんなのか。

私は読書によって一番鍛えられる力は想像力であると主張したい。

私たちが本を読むとき、度々フィクションの世界といった実現不可能な場面が舞台となることがある。そうしたところでの本の中の出来事や体験は、主人公を通じることで読み手の経験の一部として取り入れることができる。さらに、様々な経験を積むことは世界観を広げる要因の一つとなり、世界観を広げることで色々な物事を知り、想像力も豊かになる。つまり、読み手は本の中の主人公を通じて様々な経験をし、それにより世界観が広がり想像力が豊かになる。

そこで、より想像力を豊かにするために必要なのがどれだけ物語の主人公に感情移入できるかである。もちろん、感情移入できている方が物語や言葉遣いもより強く印象に残るため、国語力の向上にも繋がると考えている。

私は感情移入とは共感能力に似ているものだと考えている。どちらも人が嬉しかったら自分も嬉しく、人が悲しかったら自分も悲しいといったように、その人に対する同情があるからだ。

ニュースで悲しい報道があった時に泣いてしまったり胸が苦しくなる、嬉しい報告があった時に一緒に喜んだなどの経験をしたことがある人であれば、同情することができているので感情移入することも十分に可能であると考える。

ブログを始めた理由

どうも、今初めてのブログを書いているショタです。軽く自己紹介をすると、難病持ちの理系大学生です。

はっきり言っていままでブログを読んだことがないので、どのように文章を作れば良いのかわからずかなり困惑してます。ひとまずブログを始めた経緯について書いていこうと思います。

私は理系でありながら国語や社会といった文系科目の方が得意であり、高校の時から難病を患っています。そのため、良くも悪くも普通の人とは少し違った体験や経験をしてきました。そこで、このブログを通じてそれらを共有できたらなと思っています。

私自身ブログを作るのが初めてでおかしな点が多々あると思いますが、暖かく見守ってくださると光栄です。

大学生ということもあり試験等の影響で不定期更新になるかとは思いますがよろしくお願いします。